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2018年01月21日

志尊淳、需要拡大の理由は? 女装男子からLGBT、王子様キャラまで熱演!

現在放送中のNHKドラマ『女子的生活』、日本テレビドラマ『トドメの接吻』に出演する志尊淳さん。
現在放映中の映画『探偵はBARにいる3』への出演をはじめ、4月放送スタートの朝ドラ
『半分、青い』(NHK総合)への出演や、お父さん犬が出演する人気のソフトバンクCMへの出演も
決定しており、破竹の勢いで活躍の幅を広げています。
志尊さんが、俳優として需要を拡大させたワケとは?

志尊淳さんは、ワタナベエンターテインメントの若手俳優集団D-BOYSおよびD2のメンバー。
2.5次元の舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』の向日岳人役で俳優デビューし、
2014年、『烈車戦隊トッキュウジャー』の主演・ライト / トッキュウ1号役を務めて
話題となりました。

その後も、女子高生に人気の少女コミックが原作の映画『先輩と彼女』(2015年)など、
2.5次元的な“イケメン俳優”としての“いかにも”な活動が多かったのですが、同年に放送された
月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん』(フジテレビ系)では、お坊さん役に挑戦。
坊主姿を見せるなど、俳優としての気概を見せました。

そして今年、『女子的生活』では、トランスジェンダーでレズビアンという複雑な設定の男性を好演。
さらに先輩・エイト(山崎賢人さん)の後輩ホスト・小山内和馬を演じている『トドメの接吻』では
先週、エイトのことをずっと好きだったと告白するシーンが放送され、『半分、青い』でも、
少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司さん)のアシスタントでゲイ役の藤堂誠で出演します。
申し合わせたかのように、性別を超えたキャラクターを多く演じているのです。

そもそも、ドラマをはじめ、映画や舞台でもLGBTや女装趣味のある男性、はたまた女性役を
男性俳優が演じるパターンが2015年あたりから多く目につき始めました。

例えば、『5→9』で当時14歳の高田彪我さんが、学校に女子制服で通う“男の娘(こ)”を好演。
昼ドラ『別れたら好きな人』(東海テレビ)では、女装したチュートリアル・徳井義実さんが
謎の女子アナ・小園真理恵役でゲスト出演しました。
また、ややニュアンスは違いますが、松岡昌宏さんが女装した2016年のドラマ
『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)もこの流れでしょう。

もちろん以前にこれらがまったくなかったわけではありません。
「慎吾ママのおはロック」の香取慎吾さん、スマホゲーム「キャンディーソーダ」のCMで
女子高生の扮装をして“キャンジャニ∞”としてCDデビューまで果たした関ジャニ∞など、
片鱗はありました。

ほか女性役を男性俳優が演じるパターンでは、舞台『クラウドナイン』の三浦貴大さん、
舞台『ヴェローナの真摯』溝端淳平さん。男性俳優がトランスジェンダー役を演じるパターンでは、
映画『彼らが本気で編むときは、』の生田斗真さん、ドラマ映画『ハイヒール革命!』の濱田龍臣さん。

今クールでも、『海月姫』(フジテレビ系)で瀬戸康史さんが女装男子役を。
またWOWOWの『バイバイ、ブラックバード』では城田優さんが女性の繭美を演じています。
これらは昨今の、ジェンダーレス男子の広い活躍や、LGBTへの認知度・理解度の上昇が
理由に考えられるでしょう。

さらに漫画などに登場していた個性的なキャラクターを実写化することが増えたのも要因の一つ。
いわゆるBLや“腐女子”というネット発の言葉が世間に浸透するなどしたことも、まったく無関係では
ないでしょう。性別にとらわれないという個性は今後もっと浸透していくでしょう。

『NHK 100分de名著 シェイクスピア ハムレット』(NHK出版)によれば、イギリスの
劇作家・シェイクスピアが活躍していた時代、基本的に女性は出演せず、女性役もすべて男性が
演じていた歴史があるといいます。

オフィーリアなどのヒロイン役は、声変わりする前の少年が演じていたとされ、名古屋大学出版会の
『性を装う シェイクスピア・異性装・ジェンダー』(スティーブン・オーケル著)には、女性が
男装をしている役柄でさえも、男性が演じていたとの記述もあります。
この伝統を受け、2003年には野村萬斎さんら出演者全員が男性の『ハムレット』をロンドンで上演。
地元紙でも評判を得ていました。

これは何も海外に限った話ではなく、日本でも歌舞伎などは、女性役は基本男性。
つまり、そもそも男性が女性を演じるのはとくに奇異な現象ではないのです。
坊主頭も来い、女装役も来い、トランスジェンダーも来い、カッコ可愛い容姿もさることながら、
寧ろ彼こそ当時のシェイクスピア俳優のような“伝統的な役者”と解釈することも出来ます。

女装・ゲイ・トランスジェンダーを演じると、どこかしっくり来てしまうのも彼の強み。
トランスジェンダーのみきの役作りの過程について
「内に秘めている女性性を探すという作業でもあり、自分とは何か他者とは何かを考えるまでに
 至りました。今までアタマでしかわかろうとしていなかったことが、実感としてわかったことは
 大きかったです」
と語っています。

多様性が世間に認識され始めた今だからこそ、役に真摯に向き合い
「マイノリティでも何でも来い」
の志尊淳さんの活躍に期待したいところです。


 
posted by ショコラ at 20:46| Comment(0) | 芸能・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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